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嗅覚は人間の五感の中でも特殊な感覚であり「原始的」「直接的」な感覚といわれ、生理的な反応に直接結びつく大変重要な感覚です。
生まれたばかりの新生児が間違うことなく自分の母親の乳首に吸いつくことができるのも嗅覚によるものであり、男女が愛し合うのも嗅覚により互いのフェロモンを嗅ぎ分けているからであるとも言われています。また日常生活においても、賞味期限を過ぎた食品のにおいを嗅いで食べられるものかどうか判断するということは誰もが経験していることでしょう。
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好きな香りを嗅いでリラックスできるというのも、大脳辺縁系からの信号を視床下部が受け取り、身体の生理反応が副交感神経優位の状態になるからであるといわれています。この場合は血圧や心拍数が低下し、消化活動が促進するなどのいわゆるリラックス反応が起こります。
また逆にストレスが心身にかかった場合には大脳辺縁系が情動的に反応し、視床下部がこれを受け取り交感神経優位の状態となってしまいます。これがストレス反応といわれるもので、血圧や心拍数が上昇したり手に汗をかいたりします。
以上のように、アロマテラピーは好きな香りを嗅ぐことによりストレス時の緊張状態によるさまざまな不調に働きかけ、心と体のバランスを取り戻すのに大きな助けとなります。リラクセーション、ストレスケア、健康維持、疲労回復などに幅広く活用してみてはいかがでしょう。
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